6月24日、滋賀県東近江市の川で鮎釣りをしていた70代の男性が、増水により中州に取り残されたが無事救助されたという出来事があったそうです。
救助時には男性のアゴあたりまで増水していたようで、想像して恐怖を覚えました。
低体温症のような症状があったみたいですが、命に別状は無いと報道されておりひと安心。
助かって本当に良かった…。


釣行する川について下調べをしっかり行なっておくことはすんごく大切。
もちろん釣果情報ではなく、その川の特徴を。
初めて訪れる場所はもちろん、普段通い込んでいる慣れた川についても深く知っておくことは自分や同行者の身を守ることに直結するし、絶対に無駄にはならない。
地質
これがなかなか重要で、どういう地質かで増水のしやすさ・しにくさに違いが出てきます。
大岩・小岩がたくさん有る川よりも、巨大な一枚岩、所謂岩盤の多い川は増水スピードが非常に早い(水が引くスピードも早いけどね)。
山間部から中・下流部まで護岸されている箇所の多い川もこれに近い部分はあるので注意は必要。
上流にダムや可動式の堰堤等が有る河川は特に注意が必要であることは言わずもがな。
山林や木々が多いならば当然生えている場所は土だから、ある程度は吸水・保水力に期待できる(度を超えたような大雨・豪雨時は無意味になる場合もある)。
支流の多い河川
単純な話だが、支流や沢が多ければ多いほど雨水を集める範囲が広くなる。
石や砂利が不自然に積もっている
人為的なもので無ければ、それは大水で上流から下りてきた土砂の名残。
そういった場所は大概浅くあまり釣りに向かないことが多いので、釣り場に選ぶ方は少ないとは思うけど…。
一つの目印・目安として覚えておくと良いかもしれません。
前日までの天気も重要。
小雨だとしても2~3日降り続いていれば地面はたっぷり水を吸い込んでいる。
水が急に濁ってきた、来た時より水位が上昇しているなど、変化を感じたらすぐに川から揚がる。
これらの点を把握・留意しておくことで、雨天時の釣りを中断・または続行する決断ができる。
まぁ川釣りは長い竿使うことが多いし、落雷の事も考えたら雨量の多少に限らず釣りを止めるのが正解かと。
そして万が一、もしもの場合。
持っている釣具を手放すことでギリギリ助かりそうな状況に陥ってしまったら、迷わず釣具を捨てる。この勇気大事ね。
釣りに限らず人生の全ては自己判断・自己責任。
重要な局面で正しい選択ができるように色々な知識を蓄えておきたいものですね(ΘөΘ)
激流に立ち込んでの大鮎狙い…ロマンの有る釣り。
御年76歳、その世界では知らぬ者のおらぬ名人「野嶋玉造」氏が頭に浮かぶ。

がまかつ社 公式HPより画像を引用させていただきました。
※ふく郎は2025年4月15日、電話での問い合わせでご担当者様より使用許可を得ています
この御方を筆頭に「田嶋剛」氏や「山野井 謙治」氏などなど、激流中での釣りを得意とする有名鮎釣り師は少なくない。
画像から分かる通り、押しの強い流れに半身~それ以上浸かっての釣り。
この画はヒット後に腰を落として鮎の引きに耐えてるシーンだとは思うけど、下流側に流れる白泡を見ればその流れの強さは伝わってきますよね。
この釣りに熟練・精通している名人だからこそなせる技(業?)なワケで、「よしおれもやってみよう!」なんて安易に真似したら下手するとあの世行きってことも。
一度やってみたいと思っていた時期もあったが、ヒザの弱いふく郎にはとてもできない釣り。
せいぜいチャラ瀬で遊ぶくらいかな…( ˘⊖˘)
秋田県内各河川の鮎釣りは7月から解禁となる。
まさに目前、「いよいよ開幕!」とソワソワしている鮎釣り愛好家は多いことでしょう。
事故無く安全で楽しい鮎釣りを楽しんでほしい。特に遠征で来られる方々、ご安全を!
書いてて腰がツッた…(;´Д`)イテエ

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