こんにちは、元釣具店員ふく郎です。
今回の記事ではゴムボートの購入を検討している方に理解しておいてほしい内容を、実際に起きたトラブルを含めて書いてみました。
必見レベル。マジで読んでおいてほしい。
あなたが完璧主義ならば買わないほうがいい
ゴムボートには様々なパーツが取り付けられています。
イス板のレールや竿掛けモールド、エアバルブやトランサム等ですね。
これらは職人さんがほぼ手作業で貼り付けているので、位置に少々の誤差が生じてしまうのは仕方がない。
それを理解・留意した上で購入してほしい。
この「パーツ位置のズレ」が原因で大クレームに発展したことが1度だけある。
不良品なら交換すればいいじゃない?とお思いになるだろうが、ここにトラブルの元となる要素が在しているのだ。
次項目で語ろう。
返品送料は客が支払わなければならない
見出しの通りである。それが「お客さんにとっての不良品」だったとしても、だ。
「使用上で問題が無ければそのボートは不良品にあたらない」
「当社の規定を満たしたものを納品しているので、お客様都合による返品扱いになります」
これがメーカーの言い分。なるほどごもっとも。
「不良品を送っておいて返品に送料がかかるとはどういうことだ!」
「そもそも安い買い物じゃないんだからちゃんとしたものを寄越せ」
お客さんの言うことも全くもって正しいとは思う。
ゴムボートは最小クラスのものでも船体重量は10kg前後、総重量なら20kgを超える。
小さく折りたたんだとしても3辺の長さ合計は2m弱といったところか。
このサイズだと送料は片道で数千円かかってしまう。
不良品だと認め返品を受け付けたなら、メーカーは往復送料分がそのまま赤字になるので絶対に譲歩しない。
ふく郎の知る限り、例外は無い。
ボートそのものは使用に不都合があるわけではないという点でメーカーがゴリ押しし、
最終的にお客さんが折れて幕を閉じた。だがやはり納得はしてないような表情だったそうだ。
解決まで1カ月ほど対応し続けていた店長は疲弊しきり、目の輝きを失ってたよ。
ちなみに小売店はゴムボートが店頭に到着し次第、膨らませての検品を必ず行なってます。
膨らませたままで丸一日放置し、エア漏れのチェックをしているのでその点はご安心を。
ただし、上記したパーツ位置についての細かな検品作業はしてません。メーカーの言い分も理解してるからね。
ではまた!

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