
自作したクランクベイトのうち、カラー塗装→エアブラシによるセルロースセメントの吹き付けを3度終えたもののみを連れて秋田県北の某野池へ行ってきました。
リップやラインアイの調整等も終えたので、最終的なスイムテストというワケです。
ややスローなリーリングではいずれも直進してくれる。80mmと87mmモデルについては少々早めのリトリーブで自動的に千鳥足アクションが発生。
87mmモデルのリップが外れかかってしまったので、リップレス状態で使用してみると緩いS字アクション。水中ドッグウォークなんてこともできてしまった。面白い、面白過ぎるでしょ…。ボディ厚や形状、ウェイト量などを変えてリップレスモデルも新たに作ってみようと思います。
とても下手なカラーリングなので恥ずかしいけれども、今後も作ったものに関しては全てブログへアップしようと思います。
Instagram等のSNSにもそのうち…。

67mmモデルのうち1点は赤目に。なかなかオシャレだけどボディ側面のアイボリーとのバランスはイマイチで、使いどころを選ぶペイントアイのカラーリングだと学習できました。
下段の80mmレッドヘッド2点は白目部分をイエローに塗ってみたところ既視感がパない。すっごくラパラ感。視認性を求めてバックにピンクを吹きました。塗料が余ったのでついでにベリーにも笑。
それなりにしっかりした物を作れるようになってきてはいますが、まだまだ。というか終わりはないですよね。
満足できる品が出来ることはこの先ずっと無いのだろうなと実感している。
そもそも「これ以上の物は作れない」「もうやりきった」なんて思ってしまったら、ウェハースのように脆い筆者の心を支えている何かが壊れてしまいそうだ。

今回は釣行であって釣行ではない。
作ったルアーと所有しているクランクベイトの一部を投げまくり、動きやキャスタビリティの違い等を確認する「ひとり勉強会」。
数が多いので詳細は省きます。
さすがは大手メーカーが市販している(していた)ルアーだなぁと感心です。
似たようなアクションに感じるけれど、良く見てみるとローリングの有無やその強弱を発見したり。ウェイト配置の違いがウォブリング幅に影響しているのか、それともリップ形状のせい?などなど、恥ずかしい話ですがこれほどじっくりとルアーに向き合ったのは初めてでした。
数年前までは使う側ではなく「仕入れて売る側」でしたので、勉強不足だったなぁと汗顔の至りです。
短時間ながら非常に有意義な時間となりました。
今回投げ倒したクランクベイトはどれも素晴らしい物でしたが、その中で “これは…!” と思ったのが「ファットラップ」と「イヴォーク1.2」、「CB200」の3点。
こんなものをハンドメイドできるようになれたら良いなぁ。

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