未訪の池や小規模ダムの探訪を自分用に記す。
国道103号線…秋田県大館市下川沿から十和田湖畔までを繋ぐ、総距離約103kmの舗装道。
軽井沢地区周辺、この国道から程近くに小さな野池が数点あり、バスやその他淡水魚の生息確認も兼ねて訪れてみた。
1か所目は「沢口ため池」へ向かってみたが、農作業されている方の軽トラにより道が塞がれていたため断念。
田んぼ仕事がひと段落した頃にでもまた来てみよう。
続いては上記野池の東隣、軽井沢福祉園の北東裏手あたりにある名称不明の池へ向かってみた。
周辺にはこの地区で貴重な飲食店「竹園」や労災病院などがある。
池へ向かう道中では大滝橋を利用し米代川を渡る。
宿泊施設だったと思われる廃屋が点在し、探訪当日は霧雨が降り薄暗いこともあったためか出歩く人がほとんどおらず、異世界に迷い込んだような不思議な気分になる。
少し怖い。
橋を渡り切ってから5分弱で目的地に到着。

綺麗すぎて怖いくらいの景色。
この池より山側に民家はおろか田畑の一つも無いため、水はスーパークリア。

別のアウトレット部がメインに使用されている様子で、このオーバーフロー部に水が流れることは少ないようだったので降りてみた。
軽井沢地区に入ってから空気感がガラリと変わったまま。住んでいる方々には失礼で申し訳無いのだが、なんだか居心地が悪く本能的に嫌な何かを感じているような…。

ソワソワしながらも水辺の観察を続けつつ、数度スピナーベイトを投じてみたが何も起こらず。
ごくたまにだが小魚と思われるライズリングが見て取れたため、何らかの魚は生息しているようだった。
小物釣り道具も持ってきてはいるのだが、汚すのを躊躇うくらいに美しい水だったのでこれ以上の釣りは止めることに。
何故かは分からないが、熊への恐怖は感じず。
その代わりに自然への畏怖のような何かをずっと感じていた。どう表現すれば上手く伝わるのか、こんな時に語彙力の無さを痛感する。
なんだか神様が住んでいるようなそんな感じ。
とにかく離れたくなり、10分ほどでこの池を去った。
きっと、もうここには来ない。
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