釣りに関する事故についての雑記

先日当ブログで投稿した、米代川にて行方不明となっている東京都の男性は、事故発生とみられる4月28日から10日以上経った現在でもまだ見つかっていない。


この件について情報を集めようと毎日検索していた中で、2025年3月末に青森県で水難事故が発生していた記事を目にした。
2カ月近く前の事故で今更感はあるが、一人でも多くの釣り人に学んでほしいとの思いで投稿させていただく。

さすがに内容のコピペはできないので要約すると、
「青森県むつ市の堤防で夜釣りをしていた女性が海に転落。救助、搬送されたが死亡が確認された」
という内容の事故だったそうです。
直接的な死亡の原因は不明ですが、記事中には「ライフジャケットは着用していなかった」と書かれていたことから
溺死の可能性は高い。

恐らくココかな?って所を探してみました。違ってたらすみません。


釣具店勤務時代、若者へフローティングベストの購入・着用を勧めると
「カッコ悪い」「暑いから」という理由で断られることがとても多かった。
知っているかい?死んでしまったら、カッコ良い・悪いなんて気に掛けることもできなくなる。暑さ寒さも感じられなくなるんだぞ。

G.Wやお盆、夏休み等のシーズンに多数来店してくださっていたお子様連れファミリー客は、必ずと言えるほど子供用フローティングベストを購入していただけた。大切なお子様を守るためだもん、当然だよね。
しかし親御さんは買わないというケースもかなり多く、ふく郎の体感で9割以上は大人用ライジャケを買わない。
これも無責任と言わざるを得ない。保護者であるあなたがいなくなってしまったら誰がご家族を守るんだよって話。

購入を渋るには他にもワケがある。
売る側、しかも長い間担当を受け持っていたからこそその理由は痛いほど分かる。
それは「値段が高い」から。
国土交通省形式承認品、いわゆる「サクラマーク」の入った商品については決して安くなく、オートインフレータブルタイプのライジャケは大半のメーカーが2~3万円と非常に高額。

発泡剤が入っているあの分厚いライジャケ。これに関しては4千円ほどからラインナップされているので買いやすいだろう。
しかし安いとそれなりにデザインも……絶望的にカッコ悪いものが大半を占める。
だがご安心を、ふく郎はちゃんとオススメ品を知ってるから( ˘⊖˘)

「ウォーターロックス」というウェアブランドがある。
このブランドはmazumeでおなじみ、オレンジ&ブルーという会社によるもの。
このウォーターロックスのライジャケ各種はデザインも悪くなく、しかも買いやすい価格設定なのだ。
ルアー向けのゲームベストは1万円前後、海釣り等の一般的なフローティングベストは4~5千円からラインナップがある。(ふく郎勤務当時の記憶なので、現在は値上がりしてるかも)

 


ライフジャケット無しでの釣りは自殺行為。着用は釣り人の義務と言って良いでしょう。
まだ持ってないという方は次回釣行までに用意することを強く勧める。保険だと思えば安いもんだよ。

「自分は大丈夫だ」とは決して思わないこと。
その根拠の無い自信は、万が一の時には一切役に立ちません。

これまで事故に遭い亡くなってしまった釣り人達が残してくれた教訓を、これ以上無駄にしないよう皆で心掛けたいですね。

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