釣り業界の「プロ」とは

ご機嫌いかがですか?元釣具店員ふく郎です。

今回は釣りの「プロフェッショナル」について書きます。

ちょっと思い出したことがあり、それをなるべく柔らかい表現で書いたつもり。ではどうぞ。

釣り業界におけるプロフェッショナル

「釣り業界において活動した対価として報酬を得ている」

これがプロである第一の基準であると、ふく郎はそう考えてます。

大会で賞金を得たり、スポンサー企業からバックアップを受けている方々は、有名なスポーツ選手とほぼ同じスタンスだよね。
釣具店のスタッフやメーカー、メディア関係で働く方も給料をもらってる時点でプロ。
どれだけ業界で有名だろうが釣りが上手かろうが、釣りに関したことで何らかの対価を得ていなければシロートさんだと、あくまでも個人的にそう思ってます。

密漁で稼いでる人達は犯罪のプロ。タイーホされるプロにもなってくれると色々助かる。


「人間性」

プロであるなら「性格」も大事だと思う。

釣具店員として長年勤めてたこともあり、有名な人に会う機会はそれなりにあった。
「流石はプロだ」と思わせる品行方正な方はとても多く、感銘を受けてたよ。
そういう人達って例外無くめちゃくちゃ低姿勢で、誰にでも敬語で話してくれてた。
関西方面の方々はスーパーフレンドリーなタイプが多くて、話してて飽きることが無かった。

だが、その対極にあたるような人も同じ数だけ存在するのだ。
来店早々に「何も無ぇな~」と失礼な言葉を投げつけられたこともある。
ルアー担当の元へ直行し話に夢中で、店長へ挨拶をしないヤツもいた。ふく郎は当然無視されてた(*^皿^)
バスボートに乗り出船待ちをしている某バスプロに声かけた時は完全に相手にされなかったなぁ…。
従者を引き連れ自分の周りに立たせ、釣り場の独占を行なってたヤツ。最近全然見かけないね。

まだまだたくさんエピソードはあるし書ききれない。こんなヤツらは大勢いる。
メディアではいい顔しか出さないからプロとして通ってるんだろうけど…まあいずれ使われなくなるだろうね。
嫌いなヤツらだけど、個人名は聞かれても出しません。

カリスマ性がある人ってさ、釣りの腕はあるけど性格が酷いみたいな傾向あるかもって感じるよ。
ヒロアカの爆轟くんみたいにね。


プロフェッショナルであるために

初代釣りガール的な存在である某女性アングラー
我らオッサン世代で釣りをしてる人なら知らない人はほぼいないくらいの有名人。
そんな美人が船上でタバコをポイ捨てしていた話をふと思い出した。
14~15年ほど前に聞いた話で、実際に目の当たりにした知人からの確かな情報だった。
幻滅したなぁ。
バス釣り会の重鎮であるあのお方も数年前にタバコポイ捨てで炎上してましたね。後に謝罪してましたけど。
躊躇することなくポイ捨てできるってことは、日常的にやってた証拠だね。

某女性アングラーは引退前まではプロを名乗っていたし、某バス釣りの重鎮さんは現在もプロとして活動している。
だが、ふく郎の眼にプロとして映ることはもう無い。
信頼を得るのは大変。でも失うのは一瞬なんだよね。

メーカーの看板を背負う人や有名アングラーは、他の釣り人の模範でいてほしい。
それができないならプロを名乗るべきではない。

スラムダンクの作者で高名な漫画家である井上雄彦先生の連載作品の一つである「リアル」16巻に、とても心に響いたセリフがあります。

「プロになると口にした以上 今この瞬間から プロのように歩き プロのようにふるまえ」

釣具店スタッフやメーカーの営業職ならば、丁寧で的確かつ簡潔で分かりやすい接客や案内ができて当たり前。
パートさんもバイト君もそれぞれの業務内容のプロであってほしい。
職や立場関係なく、もっと言うと業界すら関係なく言えることだ。
「自分はこの仕事のプロだ」と常に意識を高く、自分に誇りを持っていてほしいとふく郎そう思うんだ。


テスターという存在

ルアーフィッシング系のSNS投稿や雑誌、メディアで良く見かけるテスターさんたち。
発売前の製品や新色などのテスト釣行をメーカーから委託され行なっている、プロの形の一つだ。
多くの場合は金銭的報酬は発生しないが、その代わりに釣具を無料で提供してもらえたりする。
中には出版社やその他メディアからの執筆依頼や映像作品への出演などで収入を得ている人も。
本業をこなした上で、商品テストやメーカーとの連絡、SNS投稿などなど色々忙しくてすごく大変そうだと思う。

「好きな釣りに行くだけでタダで釣具がもらえて、しかも有名になれるかも?自分もテスターになりたい!

そう思ってる人は周りにたくさんいたが、ちょっと考え甘いんじゃないか?といつも思ってた。
テスターになるとメーカーの看板を背負うことになる。責任が生じるのだ。
ライバルである他メーカーの製品を気軽に使えなくなるし、場合によってはロッドやリール、ラインにまで制限が発生するかも。
それに、ほんの少しの間違った行動を目撃されようものなら最悪の場合はSNSで晒され炎上。
ふく郎は絶対やりたくない。ちなみに誘われたことは一度も無い。(*´з`)~♪

プロの世界は厳しい。

まとめるほどのことでもないけど

以上、ふく郎的プロフェッショナル観でした。

釣具店員時代に出会った数多くの釣り人やお客さんの中に、なろうと思えばプロになれるだろうなーって人は4人いた。
でもこの人ら全員、釣りは趣味として割り切って楽しんでいた。
みんな分かってたんだろうね、プロになるってどういうことか。

このブログいずれ広告貼るからおいらも一応プロの端くれの端くれになるっぽい。気を付けます(∩´∀`)∩

ご覧いただきありがとうございました。

ではまた!

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