今日は雨。自宅警備中のふく郎です。
若かりし頃に先輩スタッフから「こだわるべき釣具は魚の口に近い順から」と教えられたことがある。
釣りの経験を重ねるにつれ、この言葉の意味が分かるようになってきたつもりです。
ということで今回は「エサ」について書いてみました。
暇つぶしにでも読んでやってくださいな。
きれいなエサ付けが釣果に影響

エサ釣りの全てで重視しなければならない「エサ付け」。
※鈎にエサをつける行動を「エサ付け」と呼ぶ
クロダイやグレのフカセ釣りでは特に重視されます。
鈎全体がオキアミや練りエサに隠れ、かつフォール時に回転しないような丁寧なエサ付けは釣果に大きく影響しちゃうのだ。
渓流釣りやヘラブナ釣りなど繊細さの求められる淡水の釣りでも同じで、手抜きはしないほうが良い。
「釣れない=ハリスが太くて見破られてる」と短絡的に考える人が多い。
確かにそれは釣れない理由の大部分を占めてると思うが、まずチェックするべきはエサ付けの仕上がり。
丁寧に付けたエサでも釣れないならば、ここでようやく鈎やハリスを変更しましょう。
手間のかからないエサの付け直しから試すほうがスマートで効率良しってわけ。
エサの鮮度

魚だって旨いもの食いたいんです。どうせ釣られるなら最期に良い食事を…
人間のメシに置き換えて考えてみてほしい。
コロッケが2つある。
フニャフニャで冷め切ったものと、衣サクサクな揚げたて。
よほど奇特な方以外の大多数は後者を選ぶでしょ。だよね?
魚もその点は人間と同じで、ちゃっかりと旨そうなエサを選んで食います。
乾いたオキアミやエキスの抜けきったヘニャヘニャの虫エサでは釣果は伸ばせないのだ。
ということでエサの鮮度保持のためにエサ箱は必携。
コレにお金をかけてるかどうかで釣り人レベルに差が出ると、ある意味言えるかもしれない。
ふく郎はレベルが低いくせにシマノの「サーモベイトステン」を色んな釣りで使いまわしてます。
断熱機能がエサを守ってくれるからね。
メイホウの「ベイトクーラーシリーズ」も断熱材入りでしかもお安い。少しだけ壊れやすいところもあるけど、これも良く売れてた。
虫エサやカワムシ等の活エサには保湿性の高い桐エサ箱が良いですね。落とし込み釣りでも良く使われてます。
魚種に合わせたエサ選び
これもまぁまぁ大事、というか基本中の基本です。
チヌやグレのウキフカセ釣りにはオキアミや練りエサが好適。
シロギスにはジャリメやアオイソメなどの虫エサ。
タチウオにはキビナゴやイワシなどが定番となっている。
こんな感じで魚種や釣り方ごとにエサは使い分けられていて、
その理由を簡潔に表すと「釣りやすい」「理に適っている」ということ。
それぞれ理由があるんだけど、かなり長くなるので今回は割愛。
でもさ、絶対的な決まりは無い。あってたまるかってハナシで、例外もかなり多い。
マハゼはイソメでもミミズでも釣れるでしょ?
クロダイは超悪食。
スイカ・コーン・カニ・貝・オキアミはもちろんとして、時には小魚も捕食する。
極めつけは、ブドウ虫で釣れたなんて噂も耳にしました。
常識にとらわれず柔軟な発想で楽しむのも一つのカタチだね。
大きい声では言えないんだけど、オキアミやアミエビは淡水の釣りでなかなか有効らしいんだ。
フナ釣りでも渓流でもね、なかなか楽しいことになるそうだ。
後で試して記事にしよーっと。
まとめ
- エサ付けは丁寧に仕上げよう
- エサの鮮度に気を配ろう
- 狙いの魚種に合わせたエサ選び
釣れてない時ほどエサ付けは丁寧に、エサ箱や保冷剤を使って鮮度を保つ。
これをするだけで釣果に変化が出るはずです。
ただし、魚の活性が高くて入れ食い状態なら案外テキトーでもOK。
手返し重視で釣りまくるのが正解だよ。
今回もご覧いただきありがとうございました。
ではまた!

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