未訪の野池や小規模ダムの探訪の記録7回目。
釣りのみならずその周辺の観光スポットや商業施設なども分かる範囲で記していこうと思います。
ご覧いただいた皆様と秋田県の活性化・盛り上がりに微力ながら役立てたら幸いです。
北秋田市の釜池から今泉大堤とハシゴした後、どうしても小物釣りをしたかったのでもう少しだけ足を延ばした。
能代市二ツ井、種地区にある名称不明の野池。
国道7号線から県道202号線に入ればすぐに到着、アクセスは非常に良い。
「ちかよるな」や「危険」「ここで遊ぶな」等の固い言葉ではなく、優しい文言での注意喚起の立て看板。
立ち入りや釣りを禁ずる内容の看板は無かったため、ここで竿を出してみることにした。
釣りを始める前に周辺を軽く探索してみる。
漢字一文字で「種」。
米代川へ注ぐ支流である「種梅川」もすぐ傍にある。
種梅川にまつわるカッパの伝説が書かれた看板。
昔は種川と呼んでいたのだろうか。
この他にはめぼしい・特筆すべき点は見当たらなかったので釣りを始めることにした。
しばらくの間アタリが出なく、魚の棲まない池なのかと不安にかられるが根気強く仕掛けを振り込み続けているとモツゴが釣れた。
釣魚へのダメージをなるべく小さく収めるため、観察ケースをアマゾンにて購入。
コンパクトで上フタ付き、価格も手ごろである。
今更ながらAmazonアソシエイトを始めてみたので貼ってみたが上手くいっているだろうか…(;˘⊖˘)
初心者なもので、失敗していたら温かい目で見つつバカにしてやってください。
この魚を釣ったのは2～3年ぶりだったのでとても嬉しい。
ハッキリとした縦縞と側線から、シナイモツゴでは無さそう。
この後に同サイズのモツゴを3匹釣ったところでアタリが途絶えたので、タナを深くし底スレスレを狙ってみる。
キンブナだろうか？少なくともマブナではなさそうだ。
これまた久しぶりの釣魚で一気にテンションが上がった。
ポツポツと飽きない程度にフナとモツゴが遊んでくれる。
岸際のブッシュ際など怪しいポイントも攻めてはみたが、残念ながらタナゴの気配は感じられず。
調査報告
調査日時：2025年6月3日 13時50分頃
生息魚類：フナ類 モツゴ（確認できたもののみ記載）
水 質 ：非常に良し 場所によってはごく僅かな白濁 油やアク溜まりなどは見られずとても綺麗
その他 ：インレットは未確認 とても小さな排水門1か所有り
アクセス：能代市内から…車で20～25分ほど
秋田市方面から…二ツ井白神ICから5～10分ほど
大館市方面から…※2025年6月3日時点 秋田自動車道を降り今泉交差点から10～15分ほど
駐車場所：池のほとりに普通自動車1台分※道路脇の為邪魔にならないよう適当な駐車はNG
利便性 ：スーパーマーケットやコンビニ、JR二ツ井駅まで2~3km（二ツ井町）
二ツ井町には有名ラーメン店「曙食堂」があり、名物は馬肉ラーメン
道の駅ふたついきみまちの里も数分で行ける距離
国道7号線から藤琴川上流へ車で30～40分ほど行くと「くるみ台キャンプ場」
総合評価：★★★★★★★☆☆☆
近辺での釣りについては米代川でのサクラマスやシーバス、藤琴川での鮎釣りや渓流釣り、今泉大堤でのブラックバス、そして今回訪れたこの池での小物釣りなどなど。多彩な淡水の釣りを楽しむことができるエリアだ。
ふく郎は未訪だが、有名店である曙食堂で馬肉ラーメンを堪能するなど食べ歩きを趣味とする方にとっても魅力的。
熊対策グッズ
残念ながら今回もタナゴに出会うことはできなかったものの、久しぶりに釣った2魚種はとても嬉しかった。
しかしどこに行ってもクマが出ないか気にかかってスッキリと心の晴れない釣りとなってしまう( ˘⊖˘)
基本的に超が付くイナカである秋田県。どの釣り場も野生動物との予期せぬ遭遇については、日中と言えど油断は禁物。
常に注意・警戒を怠らぬよう気を付けたい。
6月に入りサクラマスもひと段落、リバーシーバスの本格的シーズンスタートとなるため、夜間釣行をされる方は特に注意してほしい。
複数人での釣行はもちろん、対策グッズ各種の活用を。
ふく郎は爆竹を常に携帯、キツい獣臭が漂ってくるなど気配を察知したら鳴らすことができるようにしている。
今まで居ないとされてきた男鹿半島の山林においても近頃は熊の姿が確認されているため、海辺の釣りでも気が抜けない。
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